FAN サーバのサービス利用説明

QuickML サービスを利用したメーリングリスト作成は、http://ml.fan.gr.jp/をご覧ください。

ezmlm でメーリングリスト

ezmlm を使うと、ユーザ権限でメーリングリスト (以下 ML) を構築することができます。ezmlm は qmail の特徴をうまく利用した軽いシステムです。


メーリングリストを作る

ML を作るのは ezmlm-make コマンドを使います。local@host という名前の ML を作るには、
ezmlm-make [ -aA..zZ ][ -03..9 arg ] dir dot local host [digestcode] とします。
dir は ML の構成情報を収めるディレクトリです。
dot は ML を制御するための dot-qmail ファイル名で、実際には dot, dot-owner, dot-return-default, dot-default という 4 つのファイルができます。

ユーザ foo による作成例
(登録者だけが投稿とアーカイブ取り出しが可能)
ezmlm-make -ug ~foo/ML-hoge ~foo/.qmail-hoge foo-hoge fan.gr.jp
ユーザ foo にによる作成例
(登録者だけが投稿とアーカイブ取り出しが可能。Reply-ToをML宛に設定)
(MLのオーナーを foo@fan.gr.jp に設定)
ezmlm-make -ugx -5 foo@fan.gr.jp ~foo/ML-hoge ~foo/.qmail-hoge foo-hoge fan.gr.jp
ユーザ foo にによる作成例
(非公開ML:ML管理者だけがメンバーの変更可能、登録者だけが投稿可能、登録審査つき)
ezmlm-make -Pugs ~foo/ML-hoge ~foo/.qmail-hoge foo-hoge fan.gr.jp
ユーザ foo にによるML属性の変更例
(遠隔管理/審査つきMLへの変更、登録儒貍簿の取り出しと、dir/textの変更を許す。ダイジェスト付はそのまま)
ezmlm-make -emrldn ~foo/ML-hoge

サブドメインで MLを設置する場合の注意

サブドメインを用いた ML も同様に作成することができます。団体ユーザ domdomainというサブドメインを利用している場合の例をあげます。

団体ユーザ dom による作成例
(登録者だけが投稿とアーカイブ取り出しが可能)
ezmlm-make -ug ~dom/ML-hoge ~dom/.qmail-hoge hoge domain.fan.gr.jp
団体ユーザ dom による作成例
(登録者だけが投稿とアーカイブ取り出しが可能。Reply-ToをML宛に設定)
(MLのオーナーを postmastere@domain.fan.gr.jp に設定)
ezmlm-make -ugx -5 postmaster@domain.fan.gr.jp ~dom/ML-hoge ~dom/.qmail-hoge hoge domain.fan.gr.jp

さらに、ML情報の修正が必要となります。~dom/ML-hoge に移動して inlocal ファイルを次のように変更します。元の local 部の前にカウント名とハイフンをつけます。
hoge --> dom-hoge
この inlocal ファイルの修正は ezmlm-make -e を行うたびに必要となります。
これを行わないと、ezmlm の自動応答がうまく働きません。ユーザによる登録手続やアーカイブ要求が届かなくなります。
しかし、ezmlm-make コマンドの local 引数をdom-hoge のようにしてもいけません。こうすると表書き差出人などがおかしくなります。

メーリングリストの設定変更

ezmlm のデフォルトでは X-ML-Name, X-ML-Count 等のヘッダが付かないのでそれらを追加するようにします。ML 情報を収めたディレクトリ (~foo/ML-hoge など) に cd してから以下のコマンドを実行します。

X-ML-Count: ヘッダの追加
echo 'X-ML-Count:' > sequence
X-ML-Name: や Reply-To: 等のヘッダの追加
echo 'X-ML-Name: hoge ML' >> headeradd<
echo 'Reply-To: foo-hoge@fan.gr.jp' >> headeradd

など。Reply-To: ヘッダは、-x オプションをつければ最初からつきます。
もとあった Reply-To: を削除する
echo 'reply-to' >> headerremove
これも、-x オプションをつければ最初から設定されています。
Subject: に [ML:***] のようなヘッダを追加
echo '[ML:#] ' > prefix
さらに、dir/editor の
|/usr/bin/ezmlm-send 'DIR'
の行をエディタで
| sed 's/^Subject: \(R[Ee]: \)*\[ML:[0-9][0-9]*\] \(R[Ee]: \)*\(.*\)$/Subject: \1\3/' \
| /usr/bin/ezmlm-send 'DIR'

のように変更する。なお、DIR を ML 情報を収めた実際のディレクトリ (~foo/ML-hoge など) に替えてください。

メーリングリストへのメンバー追加・削除

ezmlm-sub コマンドを使って管理者がメンバーの追加や削除ができます。

foo-hoge@fan.gr.jp に bar@fan.gr.jp を追加
ezmlm-sub ~foo/ML-hoge bar@fan.gr.jp
foo-hoge@fan.gr.jp から bar@fan.gr.jp を削除
ezmlm-unsub ~foo/ML-hoge bar@fan.gr.jp
foo-hoge@fan.gr.jp に bar@fan.gr.jp を配信なしの投稿可能者として追加
ezmlm-sub ~foo/ML-hoge/extra bar@fan.gr.jp

ezmlm-sub コマンドは、審査員 (後述) の追加・削除にも使います。

foo-hoge@fan.gr.jp に foo@fan.gr.jp を審査員として追加
ezmlm-sub ~foo/ML-hoge/mod foo@fan.gr.jp

公開 ML でのメンバー自身による登録・退会・アーカイブ/インデックスの取り出し

公開 ML では、メンバー自身で ML の登録・退会ができます。公開 ML は、ezmlm-make で -P オプションを指定せずに作成した場合の ML です (ezmlm-make のデフォルトは公開MLです)。

bar@fan.gr.jp が foo-hoge@fan.gr.jp に登録する
  1. foo-hoge-subscribe@fan.gr.jp に空メールを投げる
  2. bar@fan.gr.jp に登録確認メールが届く
  3. 確認メールに返事を出す
  4. 登録完了の Welcome メッセージが届く
bar@fan.gr.jp が foo-hoge@fan.gr.jp から退会する
  1. foo-hoge-unsubscribe@fan.gr.jp に空メールを投げる
  2. bar@fan.gr.jp に登録確認メールが届く
  3. 確認メールに返事を出す
  4. 退会完了の bye メッセージが届く

アーカイブを残す設定にしていれば、メンバー自身でアーカイブの取り出しができます。メッセージはいっぺんに 100 通まで取り出すことができます。

foo-hoge@fan.gr.jp の 123 番のメッセージを取り出す
foo-hoge-get.123@fan.gr.jp に空メールを投げる
foo-hoge@fan.gr.jp の 100 番から 199 番のメッセージを取り出す
foo-hoge-get.100-199@fan.gr.jp に空メールを投げる

インデックス (From: と Sujbect: のリスト) を残す設定にしていれば、メンバー自身でインデックスの取り出しができます。インデックスはいっぺんに 2000 通まで取り出すことができます。

foo-hoge@fan.gr.jp の過去 100 通のインデックスを取り出す
foo-hoge-index@fan.gr.jp に空メールを投げる
foo-hoge@fan.gr.jp の 2000 番から 2499 番のインデックスを取り出す
foo-hoge-index.2000-2499@fan.gr.jp に空メールを投げる

審査つきメーリングリストの運営

メンバーの登録やメッセージの投稿を審査つきにすることができます。審査つき ML を作る/審査つき ML に変更するには ezmlm-make コマンドで行います (詳細は ezmlm-make コマンドのオプションを参照)。

審査つき ML には、審査員が必要です。審査員の追加・削除は ezmlm-sub, ezmlm-unsub コマンドで行います。
登録審査つき ML に登録メールが届いたり、投稿審査つき ML にメッセージが投稿されると、審査員に審査要請メールが届きます。承認もしくは拒否は、審査要請メールに返事することで行います。
審査要請メールの Reply-To には承認する際の宛先、From: には拒否する際の宛先が書かれていますので、それぞれの宛先に返事すれば完了です。審査員が複数いる場合でも、一人の審査員が返事すれば審査が完了してしまいます。

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